2022年10月20日木曜日

赤ちゃん救急救命講座

10月12日(水)
福岡市防災センターの方を講師にお招きし、赤ちゃん救急救命講座「学ぼう!もしものときの応急手当」を行いました。

赤ちゃんが異物を飲み込んだ時の対応の「異物除去法」や意識をなくした時などに行う「胸骨圧迫」のやり方など、赤ちゃんの人形を使って体験していただきました。

また、救急車が到着するまでの対処がとても大切。心臓と呼吸が止まって、3分位から脳細胞が壊れていくそうです。怖いですね。3分までの間に救命処置が必要だということだそうです。
 1.助けを呼ぶ
 2.胸骨圧迫を行う

万が一の時に少しでも落ち着いて行動できるよう、今日教えていただいた事を忘れないように、繰り返し復習していただけたらと思います。


 ■起こりやすい事故
  ・0~4か月:窒息、やけど、溺れ、転落
         →ふわふわの布団だと窒息することがある
  ・5~8か月:転落、誤飲(中毒)、やけど、窒息
  ・9~12か月:転落・点灯、誤飲(中毒)、やけど、窒息、溺れ、車中の事故
 
 ■年齢別に多い死亡事故の割合
  0歳児が突出して多いのは「窒息」→家庭内が多い。大人の不注意。
 
 ■窒息事故を防ぐためには
  子どもの口に入る大きさ=直径約4cm未満のものを周りに置かない。
  (トイレットペーパーの芯の直径とほぼ同じ)
 
 ■乳児の異物除去法

 ■幼児の異物除去法


 ■胸骨圧迫


 ■子どもの事故例
  ・乳児の首にひもが絡まった昼寝用マット
  ・水で膨らむボール状の樹脂玩具の誤飲
  ・家電から出る蒸気によるやけど(湯沸し器など)→70度以上の蒸気を排出
  ・カットパンによる窒息事故
  ・液体芳香剤の誤飲事故
  ・知育玩具マグネットボール誤飲事故
   →腸の中でマグネットがくっつき、腸が破れてしまう