10月12日(水)
福岡市防災センターの方を講師にお招きし、赤ちゃん救急救命講座「学ぼう!もしものときの応急手当」を行いました。
赤ちゃんが異物を飲み込んだ時の対応の「異物除去法」や意識をなくした時などに行う「胸骨圧迫」のやり方など、赤ちゃんの人形を使って体験していただきました。
また、救急車が到着するまでの対処がとても大切。心臓と呼吸が止まって、3分位から脳細胞が壊れていくそうです。怖いですね。3分までの間に救命処置が必要だということだそうです。
1.助けを呼ぶ
2.胸骨圧迫を行う
万が一の時に少しでも落ち着いて行動できるよう、今日教えていただいた事を忘れないように、繰り返し復習していただけたらと思います。
■起こりやすい事故
・0~4か月:窒息、やけど、溺れ、転落
→ふわふわの布団だと窒息することがある
・5~8か月:転落、誤飲(中毒)、やけど、窒息
・9~12か月:転落・点灯、誤飲(中毒)、やけど、窒息、溺れ、車中の事故
■年齢別に多い死亡事故の割合
0歳児が突出して多いのは「窒息」→家庭内が多い。大人の不注意。
■窒息事故を防ぐためには
子どもの口に入る大きさ=直径約4cm未満のものを周りに置かない。
(トイレットペーパーの芯の直径とほぼ同じ)
■乳児の異物除去法
■幼児の異物除去法
■子どもの事故例
・乳児の首にひもが絡まった昼寝用マット
・水で膨らむボール状の樹脂玩具の誤飲
・家電から出る蒸気によるやけど(湯沸し器など)→70度以上の蒸気を排出
・カットパンによる窒息事故
・液体芳香剤の誤飲事故
・知育玩具マグネットボール誤飲事故
→腸の中でマグネットがくっつき、腸が破れてしまう